お仕事日録

愛され看板猫、すみれちゃん、19歳と3ヶ月の旅立ち

【金沢市高岡町】活版印刷所の愛され看板猫「すみれちゃん(19歳)」の旅立ちを偲んで | ペットフューネラルもみの木

 

小さな体で三重県から金沢市高岡町へやってきたすみれちゃん。

 

 

ご夫妻が営む活版印刷のお仕事場がずっとすみれちゃんの定位置でした。ガチャンガチャンという印刷機の音を子守唄にご夫妻のそばで過ごした19年3ヶ月。それはきっとすみれちゃんにとって何より幸せな時間だったのでしょう。

 

 

お客様からも大人気で お誕生日にはファンの方からのカードが届くほど。その愛らしい姿とご夫妻の丁寧なお仕事ぶりが評判を呼び、NHK BS「世界ふれあい街歩き」#134 金沢スペシャルでテレビデビューも果たした看板猫、それがすみれちゃん。お父様がお仕事をされている横でつかず離れずの日々。番組の冒頭にも仕事に励むお父様の横で窓から道行く人を眺めているすみれちゃんの映像が残されているのです。

 

お旅立ちの日もまた大好きなご夫妻のそばで、いつものお仕事場で静かに息を引き取りました。お母様のお話では、ご夫妻とすみれちゃんが離れて過ごしたのはお父様が大病を患い、手術をすることになり、お母様が付き添うことになったその一日だけなのだそう。ご夫妻からみれば、すみれちゃんは「看板猫」というよりは「箱入娘」といったほうが当たっているのかもしれません。

 

お火葬は、高台の、お家を静かに見守る場所でご夫妻と私どもとでお見送りいたしました。すみれちゃん。たくさんの愛と素敵なご縁をほんとうにありがとう。どうかどうか安らかにお眠りください。

 

 

・・・

 

私どもペットフューネラルもみの木はこの度、猫のすみれちゃんのお見送りのサポートをさせていただきました。ご縁をいただきましたこと 心より感謝申し上げます。最後に すみれちゃんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。