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プランター葬について

プランター葬とはプランターに入れた土に埋葬し、植えられた草木の成長を見守ることで亡きペットちゃんを忍ぶご供養のひとつです。

 

亡骸をそのまま土葬するケースが多いようですが、これにはいくつかの注意点があります。猫ちゃんほどの大きさである場合は特に注意が必要です。なぜならどんな小さな動物でもご遺骨が完全に土に還るにはそれなりの年月がかかるからです。外置きのプランターでは腐臭により近隣トラブルが生まれたり、他の動物に荒らされないとも限りません。

 

鉢はペットちゃんの大きさに適した、ある程度底が深く、通気性の良い陶器のものをお勧めします。土の量はご遺骨の5~6倍は必要でしょう。土の中のペットちゃんのことを考えると、根の張る多年草より一年草が安心かもしれません。当然ですが、日々の水遣り、底皿の溜まり水の取り換えはこまめに行なってください。

 

以上、土葬を行うにあたって気になる点を列記させていただきました。ペットちゃんへの愛おしさをかたわらに草木を愛でつつご供養されることは大変すばらしいことだと存じます。だからこそ、亡きペットちゃんが悲しまないためにもプランターを作るうえでの不安は払拭しておきたいものです。

 

弊社がお勧めするのは、ご遺体を焼骨、粉骨した後、プランターに埋葬するという方法です。臭気の問題をクリアにし、植物の選択の幅も広がり、屋内でのプランター葬を容易にします。あるいは、粉骨後 分骨して、一方のお骨はお寺に預けるなど伝統的なご供養の仕方で、そしてもう一方の少量のお骨はプランターにして身近で育てる - このようなことも可能にいたします。

 

 

取り分けた少量のお骨であれば、小さな鉢を購入して多肉植物を育てても良いと思います。水遣りの手間も少なく、忙しい方でも室内で安心して育てられます。