白山市中成の地で大切に愛されてきたポメラニアンのララちゃんが17年の犬生を終え、ご家族様に見守られながら旅立ちました。
ララちゃんは昨年5月にお見送りのお手伝いをさせていただいたピュアちゃんのご家族のひとりです。「ピュアちゃんと同じように送り出してあげたい」とお母様からお電話をいただきご自宅に伺いました。
この日は春らしい穏やかなお天気の休日。ご家族様もお揃いでした。前回と同じようにご自宅のカーポートに祭壇を設け、セレモニーをとり行いました。
「お拭き清め」では、スタッフだけでなくご家族様にもララちゃんのお体を優しく清めていただきました。その後の「セレモニー」では、お別れの経が読まれるなか ご家族の皆様にも順々にご焼香をお願いしました。多くを語らずともご家族おひとりおひとりの、ひとつひとつの所作にララちゃんと過ごしてこられた歳月がそのまま凝縮されているようにも感じます。
お母様は中成で公文書写の先生をされており、ご自宅から歩いてすぐの場所に教室があります。その教室の窓から見える場所からララちゃんは天国へと旅立ちます。お火葬車をカーポートから移動させ、皆様には歩いてご移動いただき、炉前での最後のお別れとなりました。

お火葬が始まりました。お母様とご子息は空を見上げながら押し寄せる悲しみと静かに向き合っておられました。その時、柔らかな風が吹いて教室ののぼり旗がはためきました。ララちゃんがおふたりに思いを伝えようと靡かせたのでしょうか、ふと感じるものがありました。もしそうなら きっとララちゃんはこんな言葉を風に乗せて運んできたのだろうと思います。「心配しないで、ママ。お兄ちゃん。これまでほんとうにありがとう。あちらにはピュアちゃんいるからもう大丈夫」きっとおふたりを気遣うそんな言葉だったのかもしれません。
思えば、ピュアちゃんを見送った一年前のあの日も今日のような温かい一日でした。ララちゃんはお母様に抱かれ、最後のお別れに臨んでいました。お火葬が終わるまでお母様、ご子息と一緒に緑のなかをお散歩されていました。お二人に連れ立ってちょこちょこと可愛く跳ねるように歩くララちゃんのお姿が思い起こされます。時の流れはどうしてこうも容赦ないのでしょうか。
ピュアちゃんが亡くなった後、ゆっくりと時を重ねるなか次第に横になる時間が増えてきたララちゃんでした。考えてみればもう17歳。お母様も心のどこかでいずれ来るであろう日を覚悟しておられたようです。
そんな折、お母様はご子息のご用で外出された際に立ち寄られたペットショップで小さなポメラニアンの赤ちゃんと出逢いました。亡きピュアちゃんにどこか似ているように感じたお母様は引き寄せられるように何度かお店に足を運ばれました。きっとその子にピュアちゃんの面影を見られた時からお母様のなかでは決まっていたのでしょう、お母様は間もなくその子をお家にお迎えし「ディア」と名付けられました。
後に分かったことですが、ディアちゃんはピュアちゃんの甥っ子にあたる血筋であったみたい。寝たきりになってしまってからもララちゃんは新たに家族となったディアちゃんに力を貰いながらも懸命に日々を過ごしていたのです。
お火葬の間中、お母様とご子息はお休みの教室からララちゃんのお旅立ちを見守っておられました。お母様はこれからも教室の窓からふと見上げる空にララちゃんを感じて過ごしていかれることでしょう。
ララちゃん。これからはピュアちゃんと一緒にあの遠い空からご家族様をどうかどうか見守ってくださいね。
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