お仕事日録

ペルシャ猫マッシュ君が旅立ちました

白いペルシャ猫マッシュ君が亡くなりました。17歳。老衰でした。

 

マッシュ君は2年前、飼い主様のお引越しで大阪から金沢にやってきました。飼い主様がお仕事に出かけている時はひとりでお留守番をしていました。実は、飼い主様にはもう1匹、ファミリーの猫がいました。しかし、飼い主様が金沢に引っ越すその前日に突然、飼い主様とマッシュ君を残して天国へと旅立っていったのです。一緒に金沢に行くはずだったのに・・・ 飼い主様もマッシュ君もどれほど残念だったことか。。

 

飼い主様が「お引き取り」の場所としてご指定いただいたのは市内のある動物病院でした。病院の駐車場に到着して暫く待機していると飼い主様と先生がマッシュ君を連れて来られました。恐れ多くも先生方にお手伝いいただいて出棺までの準備が整いました。そして最後のお別れに飼い主様によってマッシュ君の枕元に花束とおやつが供えられました。

 

マッシュ君と飼い主様ははここで一旦、お別れします。私どもはマッシュ君をお預かりして飼い主様を残してお火葬場所に向かうのです。飼い主様のご意向でご返骨は明日の5時半過ぎ。お伺いする前にご連絡申し上げ、その後、ご自宅に伺う手筈となっています。動物病院の先生には駐車場に停めさせていただいた事のお礼を申し上げ、飼い主様には責任もってお預かりする旨をお伝えしました。

 

出棺です。お火葬車は病院を後にします。マッシュ君。ママさんとここでお別れするけれど、明日の今頃にはママの元に返してあげるからね。

 

 

マッシュ君のお骨はお歳の割にしっかりとしていました。全てが終了したのは午後の9時頃でした。お骨壺に収められたマッシュ君は今晩、私どもの亡き愛犬クッキーとティファニーのお隣で過ごすのです。クッキーたちもお話し相手の来訪を喜んでくれているのではないかと思います。にゃんこちゃんとワンコたちだけど、虹の橋の原っぱではみんな仲良く遊んでいるはず。いい予行練習になるかもね。
翌日の夕方、飼い主様もお仕事から戻られています。お飾りしたマッシュ君の骨壺を携えてご自宅を訪ねました。ママさんの腕の中に戻ったマッシュ君。ほっとしていることでしょう。外に出ると1月には珍しい白い月が夜空に輝いていました。