お仕事日録

カニンヘンダックスフンドのララ君が旅立ちました

カニンヘンダックスフントのララ君、16歳の今日まで本当に立派に生き抜きました。

 

 

ライトブラウンのやわらかな毛並みは年齢を重ねてもそのままで抱きしめる度に温もりが手に残るようでした。

 

小さなお孫様とも自然に寄り添える穏やかな性格で長い時間を家族とともに過ごしてきました。いつも足元にいて ふと視線を落とすとそこにララ君がいる  ──  そんな光景が日常だったのでしょう。

 

旅立ちの日、ご家族全員がララ君の側にいらっしゃいました。お父様もお母様も、2人のお嬢様も、そして小さなお孫君。ファミリー犬のティティ君も、です。皆様其々が代わる代わるララ君のお身体を優しく拭き清められました。僕ちゃんの小さな手も一生懸命、動いていました。

 

涙溢れる中でのお旅立ちでした。でも、それは悲しみだけではなく、感謝と愛情が混じり合ったかけがえのない涙だったと思います。ララ君は長く培われてきたご家族の歴史の中で大きな存在だったのだと思います。ララ君の姿を見送るご家族の表情にその全てが見て取れるのです。

 

幸せでしたね。ララ君。そして、その優しい眼差しでこれからも空の向こうから家族の皆をどうかどうか見守っていてね。

 

ララ君のご冥福をお祈りいたします。