中村町の温かなご家庭で小さなインコの雛たちがご家族に見守られながらその短い生涯を閉じました。
こちらのお宅では、行き場を失っていた一羽のインコが迎えられたことをきっかけに少しずつ仲間が増えていきました。やがてそのなかの一組が夫婦となって卵を産み、卵をお腹に抱えて温めました。待ちわびた命の誕生でした。小さな雛が生まれた時、ご家族の胸には大きな喜びが広がっていたことと存じます。
けれども親鳥にとっては、初めての子育ては簡単なものではありません。懸命に孵化に向き合いましたが、親鳥は残念ながら授かった命を育みきることが出来なかったのです。それでも親鳥は諦めることなく産み落としたもうひとつの卵を温め続けました。しかしながらその卵も孵化して間もなくご家族に見守られながら旅立ってしまいます。親鳥然り ご家族様にもほんとうに悔やまれる結果となり、返す返すも残念でなりません。
パパ様、ママ様、小さなご子息、そしてまだよちよち歩きのお嬢様。ご家族揃ってのお見送りは、深い想いに包まれながらも優しく温かな時間となりました。無邪気なお子様方の存在がその場に柔らかな空気を運び、小さなふたつの命の旅立ちはご家族の愛情に包まれて悲しみのなかにも穏やかなものに変わっていったのです。
お火葬中、ご家族様と接するなかご夫妻がお子様方のお世話をされているお姿を垣間見て微笑ましく優しい気持ちになった私どもですが、そんなご夫妻だからこそ自らのお子様方への愛おしい思いを親鳥の愛する雛たちへの思いにも置き換えられるのかもしれない、だからこそこんなにも小さな命にも思い馳せられるのだろうと感じ入りました。ご夫妻の尊いお気持ちにお応えしながらお手伝い出来ましたこと、ほんとうに有難く光栄至極に存ずるところです。
青空へと向かい、寄り添うように羽ばたいていった二羽の雛たち。その小さなお姿はご家族の優しい眼差しのなかで確かに生き、確かに愛されていました。小さな命が残してくれたものは目には見えません。それでもお子様方のお心の奥でその見えないものはしっかりと息づき、きっとこれから先もお子様方のお心を内から育んでいくことと思います。
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