お仕事日録

12歳 アビシニアン、山ちゃんのお見送り

【金沢市】12歳 アビシニアンの山ちゃんのお見送りをお手伝いさせていただきました。

 

 

錦町のお宅へ12歳のアビシニアン、山ちゃんのお見送りに伺いました。『山』と書いて『さん』と呼びます。

 

玄関で迎えてくれたのは、その山ちゃんと一緒に暮らしていたベンガルのお兄ちゃん猫さんです。

 

お部屋に入ると、クッションの上で静かに眠る山ちゃんの姿がありました。

 

ブルーのアビシニアンは、温かみのあるグレーに青みを帯びたシルバーが重なる落ち着きのある美しい毛色です。その美しい毛並みに包まれた山ちゃんはとても穏やかな表情をしていました。まるでいつもの場所で静かに眠っているようでした。

 

 

山ちゃんは、乳腺ガンを患い、悪いところを取り除くための手術を受けました。小さな身体で手術を乗り越え、その後もたくさん頑張った山ちゃん。その頑張りを側で見守ってこられたのがお父様とお母様でした。

 

ご葬送の後、お母様から生前の山ちゃんのお写真とともに山ちゃんがどんな女の子だったのかを聞かせていただきました。

 

山ちゃんは、飼い主様だけに心を許す可愛い女の子だったそうです。日向ぼっこが大好きで、運動神経も抜群だったみたい。加えて、お母様のお言葉をお借りすれば「美しさMAX」!いただいたお写真の凛とした美しい山ちゃんのお姿は、なるほど「美しさMAX」というお母様のお言葉にも確かに納得です。

 

山ちゃんにはもうひとつ、大切なお仕事がありました。それはお家をしっかり守ること。お母様によると、山ちゃんはお家をしっかりと守ってくれる、頼もしい女の子でもあったそう。

 

 

山ちゃんのお火葬は、住み慣れたご自宅の駐車場で執り行いました。お父様とお母様に見送られ、山ちゃんは静かにお空へと旅立っていきました。

 

お火葬を終えてご自宅へ帰ったお骨となった山ちゃんをご夫妻とお兄ちゃん猫さんがお迎えされました。「お骨あげ」では、ご夫妻が一つひとつのお骨を確認しながら丁寧に拾い上げていかれました。その時のご夫妻のご様子や私どもを迎えてくれたお兄ちゃん猫さんの姿、その後、お聞かせていただいたお母様のお話からも山ちゃんとお兄ちゃん猫さんがどれほど大切にされてきたことがひしと伝わってまいりました。

 

乳腺ガンの手術を乗り越え、たくさん頑張った山ちゃん、優しいご夫妻に出会えてほんとうに幸せでしたね。そして最後までよく頑張った。これからは天上よりご夫妻を見守っていてください ー

 

その後、お母様から「温かいお見送りとなりました」とのお言葉をいただきました。

 

私どもも大切な山ちゃんのお見送りをお手伝いさせていただけましたことに心より感謝申し上げます。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。