【金沢市】三毛猫のみーこちゃんのお見送りをお手伝いさせていただきました。
😼 ご葬送録
ご訃報を受けて東力のお宅へお伺いしました。旅立たれたのはご家族様の愛猫、みーこちゃん。白、黒、茶の三色の斑点がとても美しい16歳の三毛猫さんです。

みーこちゃんは、ご家族に保護されて家族の一員となった弟猫君と一緒に暮らしてきました。長い年月をご家族とともに過ごし、お母様とおふたりのご子息に見守られながらこの日、お別れの時を迎えました。
ご家族様は、私どもが到着するまでの間、みーこちゃんとのお別れのひとときを大切に過ごしておられました。みーこちゃんの頭を、お背中を、16年間 そうしてきたようにたくさんたくさん撫でられました。16年の長きに渡り、みーこちゃんから受け取ってこられた愛しさを慈しみの言葉に代えてたくさんたくさんお声をかけられました。みーこちゃんもきっと優しい寝顔でご家族の手の温もりと優しい言葉を潤んだ心で静かに受け取っていたことと思います。
お火葬は、ご自宅からほど近い場所で執り行いました。この日は、ちょうどお火葬の時間に大雨となる予報が出ていました。ところが空を見上げるとそこには青い空。秋の訪れを感じさせるような雲がゆっくりと浮かんでいました。

その後は、雨が降り出すこともなくお火葬は厳かなままに無事に終えることができました。まるで天空の神様がみーこちゃんとご家族様とのお別れの最後の時間を心穏やかに過ごせるようにと少しだけ雨を待たせてくれていたかのようにも思えます。
お火葬を終えた後は、お火葬車はご自宅へとまた戻ってご子息にお骨を拾っていただきました。ご子息は、お骨をひとつひとつ丁寧に拾われ、その間、みーこちゃんとの思い出話をいろいろとお話しくださいました。そのお話のなかにとても心に残ったお言葉がありました。
「人生の半分、一緒にいたので…」 その一言を聞いた時、私には、ご子息がみーこちゃんと過ごした年月の長さだけではなく日々の暮らしやたくさんの想い出、そしてみーこちゃんがご子息にとってどれほど大切な存在だったのか、その全てがこの言葉のなかに込められているように感じられたのです。残念ながらお母様ともう一人のご子息は「お骨上げ」に同席することは叶いませんでしたが、おふたりにも其々にみーこちゃんへの深い思いがお有りであることは言うまでもありません。
ご焼骨が始まったその時、お母様と二人のご子息が遠く目線を空へと向けられ、昇ってゆくみーこちゃんを静かに見送っておられましたが、そのお姿が目蓋に蘇ってまいります。
みーこちゃん。ご家族と過ごした16年のたくさんの思い出とともにこれからは遠い空から皆様と弟猫君を見守っていてくださいね。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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