お仕事日録

猫のちょこちゃん 17歳。逝く

ちょこちゃんが亡くなりました。白と黒のコントラストが美しい雌の猫ちゃんで御年17歳。ご家族様に見守られご自宅でのお別れとなりました。お家にはもう一匹、赤猫系のちょっぴり太っちょの猫ちゃんがいます。私どもがちょこちゃんのお拭き清めのための準備をしていると、ちょこに触るなと言わんばかりにご遺体に覆いかぶさるようにしてきました。その後ご家族様にも拭き清めいただきましたが、その猫ちゃんはその間もテーブルの下からずっとこちらの様子を窺っています。私どもがちょこちゃんに悪さをしないよう見張っているのかでしょうか、それともいつもと違う様子に不安を抱いているのでしょうか。ご家族様がいくら呼んでも最後までこちらに寄ってくることはありませんでした。

 

ご焼骨を終える頃には辺りはすっかりと暗くなっていましたが、ご自宅の電源をお借りすることで、ご拾骨も速やかに行うことができました。住み慣れたご自宅でのお火葬にちょこちゃんも安心して身を任せてくれたのかなと思います。小さな骨壺に収められたちょこちゃんをご主人に手渡し ご自宅を後にしました。ご家族様からは感謝のお言葉を、ご主人様からは発泡酒をいただきました。炉の番はとても熱くて喉も乾きます。お心遣い感謝いたします。

 

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もみの木より

ご自宅でお火葬が可能な場合、お火葬の開始がわりと遅い時間になっても電源をお借りできればその日のうちにご返骨できることもあります。日が沈んでからのお火葬のご依頼にも極力対応させていただいております。まずはお問い合わせくださいませ。