シーズーのハナちゃんがお父様のもとに旅立ちました。お家を訪ねるとお母様とお嬢様がお待ちでした。ハナちゃんはかつてお外やキャンプが大好きでした。お母様が横に伏せているハナちゃんを優しく撫でながらお話してくださいました。6歳の頃、緑内障を患い、以後、目が見えなくなってしましました。それまでのハナちゃんはお家の中では何でも出来るお利巧さんでした。ハナちゃんはその3年後、お父様を天国に見送ります。そして今日までお母様をお嬢様と共に慈しみ支えるように生きてきました。
大きな雷が轟く夜のことでした。ハナちゃんは急に具合を悪くし、その翌朝、亡くなってしまいます。目が見えないハナちゃんにとって暗闇の雷鳴は心臓が止まるくらいの怖ろしさだったのでしょう。身体の小さなペットちゃんは猫ちゃんであれワンちゃんであれ 本当にか弱い生き物なのです。お母様、お嬢様、心よりお悔やみ申し上げたく存じます。
ハナちゃんは今頃、お父様と再会を果たしていることと思います。- ハナちゃんを迎えるお父様の優しそうな笑みとはしゃいでいるハナちゃん - ご家族様にはこんな想像をしていただけたらいいな・・・
ご葬送を終えて私どもの切なる思いです。