お仕事日録

ジャンガリアンハムスターさんぺい君の旅立ち

ジャンガリアンハムスターのさんぺい君が命の灯を落としました。1歳と11カ月の生涯でした。死因は癌。喉元の大きな腫瘍が痛々しく目に飛び込んでまいりました。飼い主様のお話では、高齢のハムスターにおいてはかなりの罹患率で癌にかかってしまうとのこと。ハムスターの寿命は2年程度なのでほぼ老衰といってよかろうと思います。

 

お火葬はご自宅の前で執り行いました。お見送りいただいたのは、お母様とお爺様、お婆様。いつも一緒に遊んでくれたお子様たちは学校があって残念ながら立ち会えずお母様にお別れのお手紙を託されました。枕元に添えられたお手紙はさんぺい君の心強いお守りとなります。こうしてお三方が見守られる中 お子様たちのお心を胸に抱いてさんぺい君は旅立ちました。

 

 

お手紙にはどんな言葉が綴られていたのでしょう? 私たちがその内容を知ることはありませんが、想像するだけでとても優しい気持ちになれました。私たちがそうなのですから、ましてや、さんぺい君のたましいがどれほど喜んでいるのか、想像するに難くはないのです。優しいご家族だね、さんぺい君。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。