お仕事日録

デグーのビビちゃん 朧月夜に逝きました

今年6歳を迎えたデグーのビビちゃんが亡くなりました。ママさんはお仕事で出張中でした。「出張する前はとっても元気だったのです。まさか出張中に亡くなるとは。。」 ママさんは嘆息まじりでお話しくださいました。亡くなる兆しも特段なかったようです。デーグーの6歳はすでに老齢の域に入っていますので、いつ命が尽きてもおかしくない年齢ではあります。もちろんママさんもそのことはよく承知してはおられました。ただ、ビビちゃんの最期を看取れなかったこと、それがとても悔しかったのです。

 

 

ご出張の間、離れていた分 少しでもママさんの側にいさせてあげたい - そんな私どもの思いもあって、ママさんに了解を得てお火葬はご自宅の駐車場でさせていただくことに。

 

 

お火葬が始まる頃には辺りはすっかり暗くなっていました。朧月が春の到来を告げています。ご焼骨を終えてご返骨にあがるとママさんは飾り花の付いた小さなお骨壺を手にされ大変喜んでいただきました。ビビちゃんもママの掌の中で喜んでくれてるといいな。

 

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デグー : デグーは齧歯目デグー科に属します。同じ齧歯目に属し、ペットとしてポピュラーなハムスターなどに比べると尻尾が長く、一回りから二回りほど大きい体をしています。尻尾を含めない体長が12cmから20cm程度で、両手に納まるサイズです。歯が黄色いという特徴を持ち、毛色は一般的に暗い黄色がかった茶色で「アグーチ色」と呼ばれています。チリの山岳地帯が原産で完全な草食性であり、過酷な環境に生息しているため基本的には粗食です。齧歯目の中では知能が高く、愛情を注ぐことで人によく懐きます。