お仕事日録

マルックスのイヴちゃんが旅立ちました。

 

マルチーズのミックス犬、マルックスのイヴちゃんが旅立ちました。11年の生涯でした。

 

私どもが伺うとお母さまとお友達がご自宅で待機しておられました。お母さまの傍らではピンクのドレス姿のイヴちゃんがぬいぐるみを抱えるようにして横たわっています。イヴちゃんは心臓病を患っていました。

 

イヴちゃんに心臓に不具合が見つかって以降、お母さまはいずれこの日が来るであろうと覚悟されていたようです。とは言ってもそれが現実になってしまうとあの覚悟はなんだったのだろうと自問せざるをえないほどに心が痛く、お母さまはその悲しい現実を今は唯々胸の内だけに押しとどめ 気丈にも最後のお別れに臨まれているのでした。

 

今ここに眠るイヴちゃん、そのお顔、背格好はまさにマルチーズそのものですが、全身を覆う白い被毛の中に少しだけベージュの色味が混ざっているのです。このあたりはダックスの血統でしょうか。特徴的だったのは、イヴちゃんの前足の形はどこから見てもマルチーズですが、後足はというとどちらかと言えば、僅かながらダックスが入っているのです。それにしても可愛らしいイヴちゃん ー どうぞ安らかにお眠りください。

 

お母さまが最初にイヴちゃんと出逢ったのはふと立ち寄ったペットショップでした。当時、お母さまは先代犬を亡くされたばかりでペットロスに苦しんでおられたのです。そしていつしか先代犬の姿をペットショップのワンコちゃん達に重ねて眺めるようになっていました。ある日、お母さまは背中を押されるように1匹の仔犬を抱かせてもらいます。その時のお母さまには先代犬を見つけた時のような心にビビッと感じるものがあったのです。

 

そして今日がお別れの日。去りゆくイヴちゃんにはひとつ気がかりがあります。それはまさにお母さまのこと。お母さまにはずっと元気でいてほしい。悲しみに埋もれないで。とイヴちゃんはこれまで同様 これからも願い続けるのです。別れても思いは繋がっているから願いはきっと届くはず、、イヴちゃん。先代犬とともにお母さまをどうかどうか見守っていてください。