明るい被毛が美しい猫、チビ子ちゃんが21年の生涯を静かに終え、虹の橋へと旅立ちました。
最初の5年間は別のお宅で大切に過ごしていたチビ子ちゃん。その後、今のご家族とご縁が結ばれ、かけがえのない家族の一員として迎えられました。
ふっくらと丸く愛らしい姿が印象的だったチビ子ちゃん。こちらのご家族の元にやって来た時、チビ子ちゃんが入っていた箱にはなんと大好物の練乳が一緒に入っていました。思わず笑みがこぼれてしまうようなその光景はご家族さまにとって忘れられない思い出となりました。(ちなみに練乳はドクターストップだったそう)
チビ子ちゃんがやってくるほんの1~2週間前、野良猫だったしろくろちゃんがご家族の一員になったばかりでした。しろくろ君は後からやってきたチビ子ちゃんに一目惚れ。すぐに大好きになったみたいです。
それから16年。安心できるお家で優しいご家族と仲良しのしろくろ君と一緒に過ごした日々は、チビ子ちゃんにとって何より幸せな時間でした。たくさん残された写真はどれもこれもふたり仲良く寄り添っているものばかり。まさに恋人同士のような間柄。ですが、悲しいことにしろくろ君は先に虹の橋を渡ってしまいました。その後のチビ子ちゃんは寂しさを感じながらも懸命に日々を過ごしていました。
そう。今頃、虹の橋の向こうでは「よく来たね」としろくろがチビ子ちゃんを優しく出迎えてくれているのではないでしょうか。そしてふたりで、ご家族の話や思い出を語り合っているのかもしれません。
チビ子ちゃん。長い間、本当にお疲れさまでした。あなたのことを大好きなご家族さまはいつまでも忘れません。
どうかどうか、しろくろ君と一緒に穏やかで幸せな時間を過ごしてくださいね。そしてふたりで愛おしいお父さま、お母さま、お嬢さまを見守っていてね。