お仕事日録

チャトラ猫のミルキーちゃんが夏の空へと旅立ちました。

チャトラ猫のミルキーちゃんが14歳でお空へと旅立ちました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

14年前、ミルキーちゃんは警察署に保護されていました。弱っていたミルキーちゃんをお母様のご友人が引き取り、病院へ連れて行かれました。ちょうどその頃、当のお母様は、チャトラの猫さんを天国に見送ったばかりで、ご友人は「是非、この子を家族に迎えてほしい」とミルキーちゃんの保護をお母様に託されたのです。

 

同じチャトラの猫さんとの不思議なご縁を感じ、お母様は仔猫ちゃんを大切な家族の一員として迎え入れられました。小さく弱々しかったミルキーちゃんは、やがて賢くも美しい気品あふれる猫ちゃんへと成長しました。

 

大好物は新鮮な「こずくら」。海の近くで暮らし、美味しいお魚に親しんできたミルキーちゃんはグルメな味覚を持っていたみたい。因みに「こずくら」とは若いブリの北陸での呼び名です。晩年、糖尿病と向き合いながらインスリン治療や特別食で過ごしていたミルキーちゃんでしたが、最期となったこの夏は大好きな「こずくら」をたくさん味わうことができました。よかったね。ミルキーちゃん。

 

 

炉前でのお別れでは、お母様は、ミルキーちゃんを優しく撫でながら「待っとってね」と声を震わせながら仰いました。その後、炉に火が放たれるとご夫妻とお嬢様に見守られる中、ミルキーちゃんはゆっくりと夏の空へと昇っていきました。

 

ミルキーちゃん。優しいご家族と巡り会えてほんとうに幸せでしたね。どうかこれからもお父様、お母様を、そしてお嬢様を遠い空から見守っていてね。