黒猫のアンコ君、7歳で旅立ちました。くりくりとした大きなお目目がとてもかわいらしい子でした。
赤ちゃんの頃に保護され、このご家庭にご縁をいただいてやってきたアンコ君。「アンコ」というお名前は、昔から黒猫を縁起物の「餡子」になぞらえて呼んでいたことに由来しているとのこと。その名の通り、アンコ君もきっとご家族にたくさんの幸せを運んでくれていたのではないでしょうか。
ご病気は症例が少なく病院でも出来ることがなくなってしまいましたが、ご自宅で過ごした3週間はパパ様とママ様の愛情をお薬にし、本当に懸命に頑張っていたのです。よく頑張ったね、アンコ君。どうかどうか今は安らかにお眠りください。
「お拭き清め」の時、ママ様はアンコ君の寝顔に視線を向けられ、「つらそうなお顔が優しいお顔に変わっている」とハッとしたご様子でおっしゃいました。きっとアンコ君はこちらで過ごした幸せな6年間の感謝の思いをご家族様に伝えてくれていたのでしょうね。
アンコ君が残してくれたたくさんの思い出と愛がこれからもご家族の心をそっと温めてくれることでしょう。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。