金沢市久安。まるで洋猫さんのような赤茶色の縞模様が美しいミックス猫、るる君、14歳がお空へと旅立ちました。

るる君は、9歳の頃から5年もの長い間、腎臓の病と向き合いながら投薬治療を続けていました。そのるる君がお正月明けの某日、静かに天へと召されていったのです。
昨年末に体調を崩してしまいましたが、るる君、ご家族が揃うお正月には大好きな皆との温かなひとときを過ごすことができました。それは病と闘う彼にとっては心の底からの安らぎだったことでしょう。
るる君は14年前に保護された3兄弟の猫ちゃんのひとりでした。そのなかでもひときわ愛くるしかったるる君の姿にご夫妻は一目で心を射抜かれてしまいます。まさに一目惚れでした。こうしてご夫妻ご家族の一員として迎えられた幼猫、るる君は、以降、お二人の「長男」としてたくさんの愛情を貰いながら大切に育てられ、成猫へと成長しました。

ご自宅でのお火葬が難しかったため、私どもはお火葬日までご自宅近くに落ち着いてお見送りできる場所がないか、色々、探しておりました。しかしながら、なかなか「ここだ」と思える場所が見つかりませんでした。
そんな時、ママ様が「るるが保護された場所はどうでしょうか?」とご提案くださいました。そこはかつて何度かお火葬させていただいた場所でしたが、日が落ちてからのお火葬は初めてです。その日、その場所に到着すると、この時間のお火葬にはこちらの場所のほうが私どもがいくつか提案させていただいた場所よりも格段にお火葬に適していました。るる君が「この場所がいい」とお母様に耳打ちでもされたのかとも思えるくらい安心できる場所のように思えました。
お火葬の準備を始めると小雨の混じる夜空に美しい星々が輝き始めました。ぽっかり空いた雲間にはひと際 大きく明るい星が煌めいていました。ご夫妻は「るるが亡くなった日も晴れていて星が出ていました」と話してくださいました。
きっとあの星は人知れずるる君の旅立ちを見守り続けていたのでしょうか。もしかしたら保護された14年前のあの日もこの星は空のどこかでるる君と兄弟猫ちゃんを見守っていたのかもしれません。
最後のお別れの際、ママ様はるる君にこう語りかけられました。「るるのお母さんから預かった大切な命をようやくるるのお母さんにお返しできました。るる。私のことを忘れないでね。あなたはずっと私の大事なこどもだからね」と。深く尊い慈愛に満ちたお言葉に胸が熱くなる私たち。
お見送りからしばらくすると夜空に瞬いていた星はいつの間にか静かな雨へと姿を変えていました。るる君、これからも優しく瞬く星のように空の上から大好きなパパ様とママ様を末長く見守ってくださいね。
るる君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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私ども「ペットフューネラルもみの木」ではご家族さまのお気持ちに寄り添いながら、愛するペットちゃんのためにご家族さまがどうされたいのか、どう送り出されたいのかを一緒に考えてまいります。





