お仕事日録

チワピンのメロ君14歳、先立った兄弟猫 ぴよまろ君の元に。

【金沢市】大好きな家族を愛し続けた14歳のミックス犬、メロ君のご葬送をお手伝いさせていただきました。

 

* ご葬送録

 

チワワとミニチュアピンシャーのミックス犬、メロ君が旅立ちました。享年14歳と5ケ月でした。

 

メロ君は金沢市窪のお家でご家族様の深い愛情に包まれながら大切に育てられてきました。ご家族様以外の人にはなかなか心を許さない性格でしたが、お家では甘えん坊な男の子。なかでも一番大好きだったのはママ様でした。お仕事へ出掛けられたママ様の帰りを毎日心待ちにし、姿が見えると嬉しそうに迎えるメロ君。その様子を見て、パパ様は「ママのストーカーだったのです」と寂しさの入り混じった笑顔でお話しくださいました。それほどまでにメロ君にとってママ様は片時も離れたくない大切な存在だったのです。

 

1歳の頃には右後脚に異変が起こります。大腿骨の関節部分が変形し 右足を着くことができなくなったため骨を削る手術を受けることになったメロ君。それ以来、お散歩へ出掛けることは少なくなりましたが、ご家族様と過ごす穏やかで濃密な日々はメロ君にとっては何より幸せな時間になりました。

 

そんなメロ君に、昨年9月、お口にメラノーマが見つかりました。手術が予定されていましたが、麻酔に耐えられるか分からないとのドクターの判断から手術は最終的に中止となります。その後お口の腫瘍は自分で取ってしまったようだとパパ様は少し不思議そうに語っておられました。

 

病気を抱えながらもご家族様の優しさに支えられ、一日一日を大切に重ねてきたメロ君、きっと大好きなご家族様と少しでも長く一緒にいたいという気持ちで頑張ってくれていたのかもしれません。特に1ケ月前にお兄ちゃんのような存在だった猫のぴよまろ君が亡くなった後は悲しむご家族様を励まそうとその思いを強くしていたのではないでしょうか。

 

 

ぴよまろ君とは、時には兄弟喧嘩をすることもありました。それでも気が付けば寄り添って眠ることも多く互いに安心できる大切な存在でした。ご家族様のお話からもメロ君がぴよまろ君を慕い、一目置いていた様子が伝わってまいります。

 

ぴよまろ君が旅立たれてから約1か月、メロ君もまた大好きなお兄ちゃんを追いかけるように旅立ちました。ぴよまろ君を炉前で見送っていたあの日のメロ君の寂し気な様子がふと蘇ってきました。

 

お火葬はぴよまろ君を見送った同じ場所で。ご家族は厳かな空気の中、たくさんの「ありがとう」の気持ちを込めて静かにメロ君を送り出されました。お別れのこのひととき、その温かさからは、この14年間がメロ君にとってどれほど幸せな日々だったのかが自然と伝わってくるのです。

 

メロ君。小柄な身体でほんとうに良く頑張ったね。これからは、大好きなママ様を、パパ様を、そしてふたりの優しいお姉様を、遠い空から愛の力で見守っていてね、ぴよまろ君とともに。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

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