お仕事日録

14歳のトイプードル、快くんが姫ちゃんママの元に旅立ちました

【金沢市】トイプードルの快くん 14歳 のお見送りをお手伝いさせていただきました。

 

★ご葬送録

 

藤江南から14歳になる快くんのご葬送を承りました。快君とは、令和5年6月に旅立ったトイプードル、姫ちゃんの息子犬です。

 

 

姫ちゃんのお見送りに伺った日のことを今でもよく覚えています。私どもがお宅へ伺うとニ階から「ワンワンワン」と元気な声が聞こえていました。飼い主さまから姫ちゃんの子供たちだとお聞きし、「ママを連れて行かないで」と鳴いているように感じたことを記憶しています。当時、綴らせていただいたご葬送録にもその記録が残っています。あの時、ニ階から聞こえていた声、そのなかには快くんの声もあったのでしょうね。

 

快くんには、同じ日に生まれた兄妹の心ちゃんがいます。姫ちゃんママから産まれたふたりは生まれてこのかた14年間、ずっと一緒に過ごしてきました。晩年、快くんには認知症の症状があり、くるくると同じところを回ったり狭いところに入り込んで出られなくなったりすることもあったみたい。テレビの後ろに入り、出られなくなってそのまま眠っていたこともあったと云います。心ちゃんはきっとそんな快くんを気に掛けながらここ最近を過ごしていたのかもしれません。

 

夜は、お母さまと快くん、心ちゃん、みんな一緒に眠っていました。旅立ちの夜もいつもと同じように一緒でした。ところが、深夜、お母さまが快くんの異変に気づかれます。心ちゃんがトイレに行くと必ず動きをみせるはずの快くんが身じろぎもしなかったのです。そう、快くんは苦しむことなく静かに旅立っていったのでした。以前にも似たようなことがあったことからご家族もいつかその時が来ることを覚悟しておられたとのこと。

 

その日はご家族皆が揃っておられる日でした。「姫ちゃんの時もそうでした。うちの子たちは、みんなが揃う日に旅立つんです」お母さまが優しい眼差しを快くんに向けながらお話しくださいました。姫ちゃんも快くんも大好きなご家族がみんな揃っていることをちゃんと分かって旅立っていったのでしょうか。

 

炉前でのお別れの時、お母さまが快くんに掛けられたお言葉がとても心に残りました。「うちに来てくれてありがとう」快くんにとってこれ以上の言葉はないでしょう。溢れんばかりの思いを込め、快くんを送り出しておられるお母さまのお姿に切なさが込み上げてまいります。

 

14年前、姫ちゃんママの子供として生まれてきた快くん。あの日、おニ階から姫ちゃんママを心ちゃんとともに見送った快くんが今ここに愛するママのいる場所へと向かったのです。

 

今頃、ママに会えたかな。快くん。これからはママのお隣で大好きなお母さま、ご家族、そして心ちゃんを天国からどうかどうか見守っていてください。ご冥福をお祈りします。

 

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