お仕事日録

大好きだったリズムちゃんの元に旅立った猫のくしゃみちゃん

小立野のミックス猫の女の子、くしゃみちゃん(12歳)のお見送りをお手伝いさせていただきました。

 

 

ママ様から「お世話になった eyes of universe の … また … 」とお電話をいただいた時、私は一瞬、言葉が出てきませんでした。昨年の12月に、こちらご夫妻の愛猫、リズムちゃんのお見送りをさせていただいたばかりだったのです。 “まさか”との思いでお話を伺うと、リズムちゃんのお仲間の、ファミリー猫のくしゃみちゃんが旅立ったとのことでした。あの日のご夫妻の沈んだ様子が頭に浮かんで胸が苦しくなりました。

 

くしゃみちゃんとの出逢いは、パパ様、ママ様のお友達がひとりぼっちでいた仔猫を保護されたことから始まりました。懸命生きようとするその仔猫の様子をポストされたその方のインスタグラムをご覧になったご夫妻はこの子を家族としてお迎えしようとお友達に打診されたのでした。

 

最初は、まだ手のひらに乗るほどの小さな小さな赤ちゃんでした。猫風邪をひいていて鼻水が止まらず、くしゃみもよくしていたことから「くしゃみちゃん」というなんとも愛らしいお名前がつけられました。

 

くしゃみちゃんはリズムちゃんのことが大好きでした。まるでお母さん、あるいはお姉さんのように慕い、いつもその後ろを追いかけていたそうです。寂しがり屋で愛情表現が不器用なところもあったくしゃみちゃん。ご夫妻の気を引こうとして甘える代わりに“かぷっ”と噛んでしまうこともしばしば。パパ様ママ様はこれまで何度もその小さな歯型を受け取ってこられたのだそう。それもまた くしゃみちゃんらしい愛情の伝え方だったのでしょう。

 

暖かい場所が大好きでストーブの前を特等席にしていたくしゃみちゃん。あまりに近づきすぎて、ある日「なんだか焦げ臭い」と思ったら、お髭が少し燃えてしまっていたこともありました。そんなお話をお聞きするにつけ、ご夫妻とくしゃみちゃんとの微笑ましい毎日が目に浮かんでくるようです。

 

けれども ー あの日が境でした。大好きだったリズムちゃんが亡くなったその日からです。お別れの寂しさからくしゃみちゃんは日に日に元気を失っていきました。仔猫の時から続いていた猫風邪も次第に悪化していきました。それでも辛そうな様子を見せることはほとんどなかったようです。ママ様が仰るには、本当に具合が悪くなったのは僅か2日前だったのです。

 

お別れの支度を整えるなか、パパ様がくしゃみちゃんの小さな手を見つめながらぽつりとおっしゃいました。「このあずきには … もう触れなくなるのかな … 」と。確かにくしゃみちゃんの肉球は小さなあずきのようになんとも愛らしい形をしています。長い年月を共に過ごしてきたからこそ知る愛らしい形容、指先に宿る感触、もう見ることも触れることができなくなるその寂しさが悲しいほどにそのお言葉に込められているように感じられます。

 

 

今頃、くしゃみちゃんは大好きだったリズムちゃんに再会しているでしょうか。きっとまたあの頃のようにリズムちゃんの後ろをちょこちょこと追いかけているのかもしれません。並んでくっついているふたりの姿が目に浮かびます。

 

くしゃみちゃん。時にはそっとお家にも帰ってきてください。そしてキッチンに立つママ様を、リビングで寛ぐパパ様のことほんの近くで見守っていてください。そう、大好きだったあの暖かい場所で丸くなりながら。

 

くしゃみちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

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