糖尿病と腎臓がんと闘っていたキジトラのうめちゃんが亡くなりました。うめちゃんは3年前の冬、ご葬送させていただいたいちごちゃんのファミリーです。いちごちゃんもうめちゃんも他のみんなも保護されてこちらの温かいお家にやってきました。うめちゃんは9年程前に首輪が首と前足の脇に嵌ったまま脇にくい込んで大怪我を負っていたところ保護されました。
その後、うめちゃんはご家族様の献身的な看病により九死に一生を得ます。ところが 大怪我も完治しほっとしているところに今度は口から出た血が止まらなくなり、歯を抜く手術をします。保護猫ということで年齢も不明ではありますが、多分それなりにお歳を召しており体のそこかしこにガタが来ていたのだろうと思います。それでもうめちゃんは頑張り続け これもまた克服いたします。そしてようやくゆっくりと余生を過ごせると思った矢先、今度は糖尿病になります。発病から6年、頑張り生き続けましたが、ここに来て腎臓がんを併発、ここ2~3日は大好きだったご飯も食べられなくなり、一昨日、いちごちゃんの元へと旅立ったのでした。
ご火葬はいちごちゃんの時と同様、ご自宅の敷地で電源をお借りしてとり行いました。お火葬後 ご粉骨させていただくことも同様です。お骨をパウダー状にすることでお手元のご供養がコンパクトになりますが、うめちゃんも可愛く小さなお骨壺に収められました。
ずっと怪我や病気との闘いに明け暮れる一生ではありましたが、こんなにも良くしてくれるご家族に巡り合え、保護猫ちゃんファミリーの仲間達とともに過ごせたこともとても幸運だったと思います。ご家族様との出会いはうめちゃんがこれからどんな猫生を繰り返しても決して忘れることはないでしょう。
ほんとうに幸せだったね。うめちゃん。これからは神様の身許でゆっくりとお休みください。そしていちごちゃんにもご家族様の事、どうか宜しくとお伝えください。
追伸
ご家族様へ。ご用命賜りまして誠に有難うございました。またお気遣いいただきましたこと、心より感謝申し上げます。