ジャガリアンハムスターのきなこちゃんが2歳目前にして天へと召されていきました。終末期には感染症と肺炎を併発、辛い時を過ごしていました。ご冥福をお祈りいたします。
きなこちゃんは以前、お火葬をさせていただいたあんこちゃんの家族です。先代のハムスター、ハーちゃんが亡くなった後、あんこちゃんときなこちゃんはこちらのお家にやってきました。その3ケ月後、生まれながら病弱だったあんこちゃんが突然、亡くなってしまい、残されたきなこちゃんはご家族のマスコットとしてあんこちゃんの分まで頑張り続けていたのです。このコロナ禍、ご家族皆の心を温かくしてくれたこと、誰ひとり忘れることはありません。本当に有難うね。
お火葬はハーちゃん、あんこちゃんの時同様、ご自宅の駐車場でとり行いました。お火葬中、ハーちゃん、あんこちゃんのお骨壺が玄関ポーチに並べられました。ご焼骨後、別のお骨壺にきなこちゃんが収められます。同じ大きさのお骨壺に其々に違う色のベールの覆いが掛けられて。3つ並ぶととっても可愛いと思います。
この日は休日であんこちゃんの時にはご不在だったお父さまもお立合い下さいました。暫くぶりにお会いしたお姉ちゃまも成長なされ、あんこちゃんのお火葬の時、私どもの隣で、「僕のママは可愛くて良かった。良かったぁ」と歌いながら縄跳びに興じていた僕ちゃんもひとまわり大きくなられていました。相変わらず元気な僕ちゃんでしたが、きなこちゃんとのお別れに悲し涙を手で拭われ、お姉ちゃまはお母さまに肩を抱かれながら俯き泣いておられました。
ご夫妻さまには、三度、わたしどもにご用命をいただき感謝申し上げます。お子様たちのこうした経験は命の尊さを肌で感じ 慈しむ心を育てる糧となります。きなこちゃんはその大切な役割を自らの命をもって全うしたのだと思います。お子様たちのご成長、お祈り申し上げております。