ミニチュアシュナウザーのももちゃん、15歳が旅立ちました。
お火葬のご依頼を賜わりご自宅に伺うと、ご主人と奥様、ご子息がお待ちいただいておりました。ご家族様によってももちゃんは既に奇麗に清められご出棺を待つばかりとなっていました。体重をお計りさせていただくと3キロ弱。ご夫妻はももちゃんがかなり軽くなってしまっていることに少し驚かれたようです。というのも、ついこの間まで自分で歩行していたというのですから、おそらく見た目もそれほど変わっていなかったのではないでしょうか。
老衰で亡くなるペットちゃんにはももちゃんのように最近までそれなりに元気で過ごしていたということが多いのです。おそらくワンちゃんの晩年の1週間は人で例えるなら、もしかすると半年、1年にも相当するのではないかと考えるのです。なので、飼い主様には あっという間の出来事のように感じられるのではないでしょうか。 ももちゃんはご家族の温もりに包まれながら15年の犬生を全うし、最期の時を満ち足りた気持ちで旅立っていったのだろうと思います。
お火葬は、ももちゃんをお預かりしてご自宅を離れてとり行いました。ご自宅でのご供養された後、ももちゃんは奥様のご実家のワンちゃんたちが眠るお墓に入るのだそうです。今頃、虹の橋の広場ではまだ見ぬファミリーのワンちゃんたちがももちゃんの到着を待っていることでしょう。パパやママと別れるのは寂しけれども、きっとワンちゃんファミリーが慰め、癒してくれるはずだよ。ももちゃん。どうかみんなと一緒に楽しく遊んで過ごしていてね。
ももちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。