お仕事日録

ミックス猫の光君、ファミリーの一員、福ちゃんの元に。

ミックス猫の光君が虹の橋を渡りました。御年6歳、急逝でした。

 

 

光君は二年前の冬、亡くなった猫の福ちゃん 当時4歳の、ファミリー猫ちゃんです。あの日 お嬢様は大きな涙をセーターに落としておられましたが、私の中ではとても印象的な光景でした。福ちゃんの亡くなった原因は事故死でした。なんとお家の壁に激突して亡くなったのでした。年若い猫ちゃんはいきなり駆け出したりすることがあって不運な場合には柱や壁に激突し脳震盪を起こして稀にそのまま亡くなってしまうこともあるのです。ご家族様にとっては思いもよらぬ急なお別れでありました。あの日のご家族様の沈んだお姿は忘れられません。その福ちゃんのファミリー猫の光君がこの度、亡くなったのです。

 

ご自宅の居間に上がらせていただくと、光君はオットマンの上で横になっていました。光君のいつもの定位置なのでしょうか、その姿はまるで眠っているかのようでした。ご自宅には新たなファミリー猫ちゃんも加わり、私どもを遠目から観察していました。

 

光君、ここ最近、少し元気がなかったようにも思えたが、まさか亡くなるとは思いもよらなかった、と飼い主ご夫妻。ファミリーの猫ちゃんが変な声を上げたのでびっくりされた奥様が駆けつけると光君がその場で倒れていたとのこと。まさに原因不明の急死だったのです。福ちゃんが亡くなった原因ははっきりとしていましたが、この度の光君の原因は全く見当もつきません。それにしても、またもやご家族様には突然のお別れとなり、私どもにはご家族様にお掛けするお慰みの言葉すら見つかりません。唯々、お悔やみ申し上げるばかりでありました。光君。ファミリーの2匹を残して君は寂しがりやの福ちゃんの元に旅立っていったのですか?それともどこか具合が悪かったのですか?

 

お火葬は福ちゃんの時と同様、ご自宅の駐車ポーチでとり行いました。その後の「お骨上げ」は奥様とお嬢様で厳かにとり行われました。光君。ファミリーの皆とお別れするのは辛いだろうけど、天上には福ちゃんがいるから寂しくないね。どうかどうかこれからは福ちゃんとともに天上よりご家族様の事を見守っていてくださいね。