お仕事日録

ゴールデンハムスターのハムタンが担ってきたもの

ゴールデンハムスターのハムタン、3歳の男の子が亡くなりました。

ゴールデンハムスターの寿命は2~3歳ですからハムタンは本当によく頑張ったと思います。私どももハムスターちゃんを幾度もお見送りしてまいりましたが、3歳を超えるハムスターちゃんは稀でした。

 

     * 画像はイメージ

 

飼い主様は小学生のお嬢ちゃんでした。ご出棺の折、お嬢ちゃんはお母様に肩を抱かれて涙をグッと堪えるようにしてお別れされました。

 

ご返骨は翌日、お嬢ちゃんが学校から戻ってこられる午後の3時過ぎにお願いしたいとお母様のご要望でした。私どもはその日のうちにお火葬させていただき、ご焼骨後、全てのお骨を拾い集め、骨壺の収めて一日だけ預からせていただきました。

 

次の日、ご自宅にご返骨に伺いました。お嬢さんはひとりでお留守番をしておられました。昨日はお嬢ちゃんにとってはショックが大きすぎたのでしょうか言葉数も少なくお母様の傍でハムタンを手に哀しいお顔で事の次第を見守っておられるだけでした。しかし今日のお嬢ちゃんは一晩かけて現実をお受け止めになられたのでしょう、お母様がご不在にもかかわらずおひとりでしっかりとご対応くださいました。大好きだったハムタン君のためにも気丈でいようとしておられたみたいです。

 

お嬢ちゃんの優しい心を育むことに君は ・・・ 君の存在が一役担っていたと思います。神様からのミッションを引き受け生まれてきたんだね。ハムタン君、これからもずっと神様の側でお嬢ちゃんの成長を見守っていてね!