お仕事日録

保育園の先生だったウエスティーのクレアちゃんが旅立ちました。

ウエストハイランドホワイトテリアのクレアちゃん、15歳が旅立ちました。

 

 

飼い主様ママさんがご結婚以前に迎えたウエストハイランドホワイトテリアの女の子、、ママさんが一念発起し ワンちゃん保育園を開園されるその過程をずっと側で見守りながら自分もまたかけがえのない相棒としてママさんと一緒に夢を叶えてきたクレアちゃんでした。

 

クレアちゃんは昨年の9月の老衰で亡くなったキャバリア、マリッサちゃんのファミリーわんこです。マリッサちゃんのご葬儀に伺った時にはご夫妻はご自宅を新築中でご自身の所有するマンションに仮住まいされておられました。このたびご自宅に伺うと広い駐車場を前面に素敵なご自宅が完成しておりました。ご自宅ではママさんとお義母さまがお待ちでした。パパさんはお仕事でご不在でした。ママさんのお隣、白い被毛がとても美しいクレアちゃんが眠っています。晩年はリンパ腫を患っていたようですが、最後までほんとうに頑張り抜いたクレアちゃん。どうか今はゆっくりとお休みくださいますように。合掌。

 

お拭き清めね最中、「クレアちゃんのお陰でここまで来れました」とママさんは寂しそうにお話しくださいました。クレアちゃんとドッグトレーナーの資格を取りに行った時のお話もお聞かせいただきました。クレアちゃんもママさんに負けず劣らず頑張っていたようです。ママの夢は自分の夢。クレアちゃんはそんな思いでママの念願成就を楽しみに過ごしていました。

 

ママさんが保育園を開園されてからは、クレアちゃんは毎日ママさんと一緒に登園し、園にやってくるパピー犬達の良き先生となりました。人間社会や犬社会の事をパピー犬のママに成り代わって教えていたとのこと。お家でもママのお子様方や他のファミリー犬やファミリー猫ちゃん達の良きお姉さんでもありました。ママさんのお義母さまとのお散歩も、クレアちゃん、流石です、お義母さまに上手に寄り添って仲良く楽しくウォーキングされていたようです。

 

ママさんと二人三脚で歩み、最後はママの成功を見届けて安心して旅立って行ったクレアちゃん。これからもママさん、ご家族様を、そして園にやってくる可愛いパピーたちを天国よりどうか見守っていてください。

 

クレアちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。