お仕事日録

イタリアングレーハウンドのフィーノ君、モーラちゃんの元に

イタリアングレーハウンドのフィーノ君、16歳が天国へと召されました。老衰による静かなお旅立ちでした。

 

 

フィーノ君は令和2年の秋に亡くなった同じイタリアングレーハウンド、モーラちゃんのファミリーです。モーラちゃんが亡くなった後、フィーノ君はしっかりとご家族様を支えてきました。

 

最近のフィーノ君は少しずつ食欲を失くしていました。それでも 自らの力で食事をし、おトイレも出来る状態でした。とはいえ お別れの時は着実に近づいていました。忍びない事ではありますが、ご家族様にも当然、ご覚悟はされていたことと思います。

 

フィーノ君はお盆休みに戻られる二人のお嬢様を心待ちにしていました。あと数日頑張れば大好きなお姉ちゃんたちに会える! その思いで最後の頑張りを見せていたフィーノ君でした。そして、待ちに待った日 お嬢様方がお帰りになられるとフィーノ君は喜びに胸打ち震わせて幸せを噛みしめました。

 

フィーノ君の最期はいつも一緒に眠るママ様のベッドの中。ママ様と二人のお嬢様はフィーノ君を取り囲むようにしてフィーノ君の見守りました。フィーノ君は添い寝する皆の温もりを肌で感じながら静かに眠りに着きました。そしてもう二度と目を覚ますことはなかったのです。フィーノ君はモーラちゃんの時と同様、長患いすることもなくご家族様に素敵な思い出だけを残して行きました。

 

平線に沈む夕日が美しい公園でとり行いました。モーラちゃんのお火葬は海辺でとり行いましたが、夏の海は人の出入りも多くまた今日は風も強いので海辺でのお火葬は断念いたしました。海辺に比べてこの場所はこの時間、人気が少ないだろうと考えていましたが、日が落ち始めると海に沈む夕日を見に来られる方が大勢集まってまいりました。人の多さは少し気になったけれどフィーノ君に相応しい美しい場所だと思います。

 

フィーノ君、最後にお姉ちゃんたちに会えて良かったね。よく頑張りました。これからはモーラちゃんとともにどうかご家族様を見守っていてください。

 

フィーノ君のご冥福をお祈り申し上げます。