うさぎの小夏ちゃんが旅立ちました。5歳と7ケ月の生涯でした。
小夏ちゃんが亡くなったのは胃腸の動きが停滞してしまう「胃腸うっ滞」が原因でした。「胃腸うっ滞」とは何らかの理由で胃または腸の働きが悪くなり毛や食べ物、異物等が消化出来ずに詰まったり胃液やガスが溜まったりする病気です。小夏ちゃん、痛かったね。最期は辛かったね。どうかどうか今は天国で安らかにお眠りください。
ママさま曰く、小夏ちゃんはとっても人懐っこいうさぎちゃんだったみたい。ママさまが内灘からこちらに引っ越しされた際も業者の方々に愛想を振りまいていたようです。金沢弁の「愛想らしい」という言葉には、文字通りの“愛想がいい”という意味の他にも優しい、可愛いという意味が含まれていますが、まさに小夏ちゃんは愛想らしい女の子でした。加えて賢いところもありました。と言うのは ママさまの行動を先読みするのでした。「私を病院に連れて行くのね。(‘ω’)ノ」「ママはまた私を置いて出かけちゃうのね(-“-)」「おやつをくれるのね(^^♪」と何でも分かっているように振舞っていたのです。全てお見通しだった小夏ちゃん、旅立つ時も、ママさまと小夏ちゃんの大好きな方、お二人が揃っておられる時間を選んで旅立っていったと云います。小夏ちゃんはお二人が好きだったこともさることながらお二人が一緒にいることも大好きだったのかもしれません。
ママさまには小夏ちゃんと小夏ちゃんが大好きだった方が描かれたイラストを見せてもらいました。小夏ちゃんが大好きだった方って多分ママさまの彼氏さんなのだと思いますが、その彼氏さんと小夏ちゃんの幸せな日々が、それもママさまの手により描かれているなんて素敵過ぎではありませんか。小夏ちゃんの命はこの絵の中に確かに吹き込まれました。そしてこの絵がある限り小夏ちゃんはママさまの心の中で永遠に生き続けることでしょう。
小夏ちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。