お仕事日録

保護猫だったぴよまろ君が旅立ちました。

白い被毛にグレーのマントを纏ったような斑模様が美しい猫、ぴよまろ君が旅立ちました。

 

 

ぴよまろ君とご家族さまのとの出遭いは、こちらのお嬢さまが中学生の時にご友人が行かれた新潟旅行がはじまりでした。お嬢さまのご友人はその道中、数匹の仔猫が捨てられているのを見つけます。捨て猫たちを不憫に思われたご友人は仔猫たちをそのまま捨ておくことも出来ず、里親を探すことにされました。その後、ご友人から打診されたお嬢様は仔猫たちを一目見てその可愛さに魅了されると、そのうちのひとり、可愛い男の子を家族の一員として迎えられたのです。

 

それから15年余。素敵なご縁で繋がった猫はお嬢様に「ぴよまろ」と名付けられるとここ金沢の地でお家猫としてご家族の温もりに包まれながら優しい日々を過ごしてきます。ぴよまろ君はきっとお嬢さまにとっては可愛い弟のような存在だったことでしょう。学校から戻られたお嬢様とぴよまろ君がリビングで寛いでいる、そんなお姿が目に浮かびます。

 

そんなぴよまろ君でしたが、晩年には糖尿病を患うこととなりました。昨年の2月には糖尿病が悪化。お父さまが仰るには まさに生死を彷徨うところまでいったのだそう。息をしているのかどうかも判別できないくらい衰弱が激しかったとのこと。それでも動物病院に入院、数日後には見事、生還を果たしたとのことでした。その後は、ぴよまろ君、病気と向き合いながらもご家族の庇護の下 今日まで頑張ってきたのです。

 

 

 

少しでも長く大好きな家族と一緒にいたかったんだよね、ぴよまろ君、君は 。。 ほんとうによく頑張った。

 

お父さまは、ぴよまろ君に出来る限りのことをしてやりたいと仰いました。最初の「お拭き清め」に続いてお別れ式をとり行いました。枕経があげられ、ご家族さまにはその間ご焼香もあげていただきました。

 

 

お火葬はご自宅の駐車スペースをお借りし執り行いました。優しい色の花々にお飾りされたぴよまろ君はどこか優し気な面持ちで棺のなかで眠っています。炉前でのお別れにお母さまとお嬢さまはぴよまろ君にお顔を寄せてお気持ちを伝えられると何度も何度も可愛いおでこを撫でられました。もう一人のお嬢さまもファミリー犬、チワピンのメロ君を抱いて炉前にお越しいただき、最後のお別れに臨まれました。

 

 

そんななか お嬢さまの腕のなかのメロ君は見知らぬ私を目にしてひと声、ワンと哭いたのです。私がぴよまろ君に悪さをするのではと訝しがったのでしょうか、それともぴよまろ君に最後のお別れの言葉を伝えられたのでしょうか、どちらにしても、同じお家で皆に愛されている仲間を優しく思い遣るメロ君の声はきっとぴよまろ君にも確かに届いていることと思います。

 

お火葬後の「お骨上げ」はリビングに戻り、とり行いました。ご家族さまはひとつひとつのお骨にぴよまろ君への思いを乗せてお骨壺に収めておられました。ご家族さまにより丁寧に拾われてゆくお骨は、まるでご家族さまとぴよまろ君がこれまで紡いでこれれた愛の結晶のようでもあり、数々の優しい思い出のようにも感じられます。

 

ぴよまろ君。保護された兄弟猫さんのなかでも一番長く生きたとお母さまからお聞きしたよ。素敵なご家族さまに出逢えて、ほんとうに幸せでしたね。どうかこれからは天国から愛するみんなを見守っていてね。

 

ぴよまる君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

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金沢、ののいち、はくさんのペット火葬
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