お仕事日録

セキセイインコのポッキー君、プリンちゃんのもとに旅立つ

ポッキー君が亡くなりました。4歳になる男の子です。実はこのポッキー君、半月前に亡くなったセキセイインコのプリンちゃんと同じお家で飼われていたインコちゃんなのです。プリンちゃんのお火葬をご依頼いただいたご夫妻からご連絡を受け、プリンちゃんの時と同じ場所、同じ午前中にお火葬をさせていただきました。ポッキー君はプリンちゃんが突然いなくなってその寂しさもあって元気をなくしていったのでしょうか、あるいは、もしかすると自らの意思で旅立つ決意をしたのかもしれません。いずれにしろ、ポッキー君にとってはプリンちゃん、プリンちゃんにとってはポッキー君はなくてはならない存在だったに違いありません。

 

 

相次いでの御不幸にご夫妻は痛く悲しんでおられるご様子でした。プリンちゃんのご葬送で初めてお会いしたお二人は、私が言うには僭越ですが、とても好感の持てるカップルでした。私には、ご夫妻を繋ぐ糸のようなものが感じられ、それを今まさに紡いでいるお二人がとても素敵に見えたのです。そんなご夫妻の慈しみのなか穏やかで満ち足りた日々を共に過ごしてきたポッキー君とプリンちゃん、彼らもまたご夫妻のように不可視な糸で繋がっているのだと感じました。

 

ポッキー君、ご夫妻とのお別れは辛かったけど プリンちゃんがそばにいるから寂しくはないよね。またいつかふたりでご夫妻の元に舞い降りておくれ。

 

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