お仕事日録

ミニチュアダックスフントのクリちゃんが旅立ちました。

ミニチュアダックスフンドの男の子、クリちゃん、16年間、ご家族のもとでたくさんの愛情を受け、もうすぐ迎えるはずだった17歳のお誕生日を前にしてご家族に見守られる中、穏やかなにその生涯を終えました。ご家族様には謹んでお悔やみ申し上げます。


ご自宅に伺うと、パパ様、ママ様、お嬢様がお待ちいただいておりました。深い哀しみに包まれるお部屋の奥でクリちゃんは安らかなお顔で眠りに着いていました。

 

クリちゃんは近年までとても元気に過ごしていましたが、少し前に心臓と腎臓の病気が見つかりました。それでも今日まで懸命に命の灯を灯し続けてきたのです。

 

クリちゃん、お疲れさま。このお歳までほんとうによく頑張りましたね。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

「お拭き清めの儀」はもうひとりのお嬢様がお仕事から戻られた後、とり行われました。続いての 「枕のお勤め」では、ご家族様には経が読まれる中、ご焼香をしていただきました。

 

最後のお見送りはご自宅の前。駐車スペースをお借りしお火葬させていただきました。大切な家族として最後の最後まで愛情を注がれていたクリちゃん、炉台の上でファミリーの皆に囲まれ、どこか安心しきった表情です。この炉前でのお別れのひととき同様、これまでの長い年月もクリちゃんは常にご家族の深い愛に包まれ過ごしていたことでしょう。

 

“最後の最後まで愛情を注がれた”と、先程はそう言わせていただきましたが、いえいえ クリちゃんにはきっとこれからも変わることなくご家族の愛が、愛おしい想いが末長く注がれ続けるのではないでしょうか。

 

幸せな時間を過ごしたね、クリちゃん。そしてこれからもご家族の愛のもとで過ごそうね。最後に、クリちゃん。ご近所の今は亡きチョコちゃんとは顔見知りだったのですか?犬種もお仲間だし、お年頃も同じくらいだし。異性として気になる存在だったのかな? もしそうなら天国ではお友達になれるといいね。

 

・・・・・

 

チョコちゃんのご家族様には弊社をご紹介いただき有難うございました。