お仕事日録

チワワのプリン君、雨のお旅立ち。

プリン君 享年15歳(来月で16歳)、小さくて愛らしいプリン君。

 

心臓に病を抱えながらも日々を穏やかに、元気に過ごしていました。パパさま、ママさま、ご子息とともに暮らし、まるでご家族の“長男”のような存在でした。実際、ご子息よりも年上で、長く家族の歴史を見守ってきたプリン君。特にママさまのお母さまのことが大好きで、ご実家の七尾へ帰省される度、お母さまの後をどこまでもついて回っていたそうです。

 

そんな大好きな場所、大好きな人のそばでまるで旅立つ場所を自ら選んだかのようにプリン君はママさまのご実家、七尾で安らかに天国へと旅立っていきました。

 

 

お火葬は金沢のご自宅にてとり行いました。パパさま、ママさま、ご子息に加えてママさまのお友達とご子息が立ち合われました。

 

しとしとと降り出した雨の中、炉前でのお別れには色とりどりの花々が手向けられ、枕元にはご家族からの感謝のお手紙が添えられました。お別れが寂しくて泣いてるの、それとも皆のお心が嬉しくて泣いているの?その答えを聞けないままに涙の雨はご家族さまの肩を優しく濡らしています。

 

 

ご家族の中で末長く愛され続けたプリン君。その優しく温かな存在はこれからも皆さまの心の中で生き続けます。

 

プリン君、天国からご家族さまを、七尾のおばあちゃまをずっとずっと見守っていてね。