金沢市小立野にお住いのトイプードルの女の子、そらちゃん17歳のご葬送をお手伝いさせていただきました。

当日は、お父様、お母様、ご子息、そしてファミリーの一員、同じトイプードルのららちゃんにも見守られ、早朝、小立野の街並みが見渡せる高台の静かな場所でのお見送りとなりました。
お辛い中、お母様からは「朝早くからごめんなさい」と何度もお気遣いのお言葉をいただき、そのお優しいお気持ちに胸が温かくなりました。
老いてからのそらちゃんは、年下のららちゃんがそっと寄り添ってくれる優しさのなか、ゆったりとした時間を過ごしていました。晩年もご家族様の大きな温もりとららちゃんの小さな温もりに包まれながら心穏やかにいつ来るやもしれない天国からのお迎えを待つ日々を送っていたのです。そしてそらちゃんは ここにとうとうその日を迎えることとなりました。
冷たい風が吹く中、お火葬が始まりました。お見送りを終えてご家族が少しの間、その場を離れようとされた時、空が少し明るくなると小立野方面の空に綺麗な虹がくっきりと掛かったのです。端から端までの見渡せる半円を描くまさに「虹の橋」でした。それはまるで「これまでありがとう。ずっと大好きだよ」と、そらちゃんがご家族への想いを届けているかのようにも感じました。

ご家族様がこの場を離れられた後には一段と激しい雨と霙(みぞれ)が降りだしましたが、ご家族様が空を見上げ 虹を確認することが出来たのはそれこそあの瞬間だけしかなくご家族様の車が走り出していればもうご覧になることは出来なかったことでしょう。まさにソラちゃんの意思が働いたとしか考えられないくらいのタイミングだったのです。

お火葬中はずっと小雨が降り続きていましたが、ご焼骨が終わる頃には空も明るさを取り戻しつつありました。するとどうでしょう、ご集骨の直前には、なんと、とっても鮮やかな虹が再び現れたのです。この場にはすでに誰ひとりおらず、この小雨煙るなかで虹の橋全体を俯瞰してみているのは私たちだけのような気もしないでもありません。もしかするとこの虹は、そらちゃんが、私どもにも「ねぇ、おじさんたち。私、ほんとうに幸せだったのよね!」と少し自慢げに伝えようとしていたのではないでしょうか。
そらちゃん、どうか安らかに。これからも虹が掛かるお空からご家族様を、ららちゃんを見守っていてね。ご冥福を心よりお祈りいたします。
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「ペットフューネラルもみの木」は、金沢市を中心に石川県内のペットちゃんを愛する皆様方のお心に寄り添った**ペットの個別火葬(移動火葬)**を厳粛に、且つ丁寧にとり行っております。
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