お仕事日録

ミニチュアダックスフントのココアちゃんの旅立ち

少し雨がぱらつく日、ミニチュアダックスフントのココアちゃんがココアちゃんの旦那様であるプリン君とご家族様に見守られて旅立ちました。ご家族様はお若いご夫妻とお年頃のお子様お二人、明るく和やかな雰囲気がとても素敵なファミリーでした。

 

16歳になるココアちゃんはこの2,3年、具合を悪くしておりました。お家でも酸素カプセルに入るほど苦しい時もあったようです。最後は酸素カプセルから出てお母さんの手の中で亡くなりました。プリン君もお父様の腕の中、先立つ妻をそっと見送りました。

 

ココアちゃんの背後には、昨夜、ご家族様だけでお通夜をされたのでしょう、手作りの祭壇が設えてございました。祭壇には可愛いお花とココアちゃんの生前のお写真が飾られています。ご覧の通り、ココアちゃんの黒目がちの大きな瞳、とっても可愛いかったです。なんでもこちらのお写真は犬の専門誌にも掲載されたことがあるようです。また、壁のホワイトボードにはご家族様皆のイラストが描かれています。お嬢様が描かれたそうですが、これまた可愛くて当ブログにお載せさせていただきたく祭壇をお撮りして良いかついついお訊きしてしまいました。ご家族様には快くご承諾いただき嬉しく存じます。

 

 

ご火葬は砂浜が広がるあの場所でとり行いました。涼やかな潮風がココアちゃんを空の彼方へと運んで行きます。ココアちゃんはきっと風の行きつく先の天国でご家族様をこれからも見守り続けることでしょう。ココアちゃんはもしかすると神様におねだりして別のワンちゃんの姿をしてご家族様の元にいずれ舞い戻ってくるのかもしれません。