お仕事日録

ダックスフントの獅子丸君、お孫ちゃん達に見守られて

ダックスフントの獅子丸君が肺炎で亡くなりました。患っていたのはほんの1週間。病院に入院してからはずっと酸素カプセルの中で過ごしました。ご家族様は自宅療用の自前の酸素カプセルをネット注文し、獅子丸君の退院の日を心待ちにしておられました。しかしながら獅子丸君は酸素カプセルが届くのを待たずこの世を去ってしまったのです。食欲もあって普通に元気だったのに。こんなことなら早く退院させてあげれば良かった。。ご主人様はそうおっしゃられ悔やんでおられました。

 

お吹き清めは、ご夫妻にお嫁さんとちっちゃなお孫ちゃんお二人も加わり、しめやかにとり行われました。お孫ちゃん達もお孫ちゃん達なりに最後まで一生懸命、お見送りお見届けくださいました。

 

人は生きとし生けるものの「死」を通して「命」の有難さを学んでいきます。愛するものの「死」という意味においてお孫ちゃんたちにとっては獅子丸君がその初めての機会だったのかもしれません。お孫ちゃんたちはこれからも様々な愛ある学び、経験を繰り返し、おもいやりのある素敵な大人に成長してくれることと存じます。 ― おふたりさん!!大好きな獅子丸君も空の上から応援しているからね ―

 

 

お孫ちゃん達が触っても抱っこしても、されるがままで怒ることもなくいつも受け入れていた獅子丸君でした。スタンダードなダックスフントは概ね大らかな性格だと言われます。しかしながら そんな統計学的分析で語るより、獅子丸君にとってはお孫ちゃん達は単に甘えてくる弟達だったのかな。。。 お骨はご近所のお友達が眠るお寺に参ります。